07/13

降り続いていた雨が上がったおかげで、観光客だけでなく、担ぎ手のテンションもMAXに。丘の上の八坂神社へ「宮入」するまでに神輿が壊れるスピードがいつもよりも早い早い(笑)。下はキリコを担ぐ時に必須の「キリコ専用ザブトン」。キリコの「カタネ棒」と呼ばれる担ぎ棒に括り付けて使います。念の為言っておきますが、ボトムズではありません。
あばれ祭|行事案内|能登町役場
http://www.town.noto.lg.jp/www/event/detail.jsp?common_id=648

お祭りが始まる前の夕方、神輿はお清めを済ませて港の神社に奉られて、夜を待ちます。この時は観光客も地元の人も近くに寄ることすらできません。


どこからともなく、花火の音が鳴ると夜のあばれ祭りがスタートします。毎年決められた順番でキリコが港から丘の上の神社へ列になって上っていきます。もう文章よりも写真でどんどん見てもらった方が早いかと。



キリコの上には太鼓と笛の演奏者以外にも、町内の子供がたくさん乗っている方が良いそうです。中には所狭しと乗っているキリコも。





ちなみに奉られていた時に付けられていた装飾品はちゃんと取り外されていました(笑)。用意周到ですね。

途中、パラパラと雨が再び降ってきたりもしたのですが、観ている側も参加している側もそんなのはお構いなしです。



神社までの途中にある、川で、神輿は落とされ、川の中でもあばれまくります(笑)。この川にかかっている橋の欄干に神輿は幾度となくぶつけられてきました。長年戦ってきた結果、勝敗は見越しに軍配が上がり、橋は新しいものに修復されることに(笑)。この修復に関してもかなり地元で討論があったようです。さすがに壊れている部分に「歴史」があるわけですから、それを保存しておきたいと思う気持ちはあると思います。
ちなみに去年までの橋の欄干部分はこちら。かなりボロボロでした。年季が入っていますね。


それにしてもすごい人でした。

川の中であばれる神輿。沈められ、川岸にぶつけられ、どんどん無残な姿に…。





神輿は川から上がった後、さらに町内を通って川に沿ってさかのぼっていきます。途中では初日と同じくらい大きな松明の下で、また川に落としてあばれた後、またさかのぼっていきます。
実はここも盛り上がるポイントなのですが、普段の疲れが出てしまったのか、私もここでリタイア(笑)。ここから先は、また妻と娘が復活してバトンタッチ。今回は自分自身情けなかった(笑)。次回来年は親子共々リベンジです。

下は今回の「宮入」を、私が寝てしまっている間に起きた妻がGALASY S IIで動画撮影してくれていたもの。よく見ていると、火の真っ只中に担ぎ手が落ちている場面も…。
この二日間の宇出津は、「夜」というものを感じさせない町でした。どの路地に入っても人がいて、何時になってもどの家も明かりが点いていて、人の笑い声が耐えませんでした。祭りは最後のキリコが自分の町内に帰るまで深夜3時ごろまで続くのですが、それまで宇出津の町は家の明かりと松明のおかげで、普段の19時前後の活気を保っていました。すごかったです。

改めて祭りに懸けている宇出津の人の「意気込み」を感じることができました。下はキリコをEX-ZR10のHDRアートで撮影したものです。

来年はこの祭りに備えて予定を仕事・プライベートともにしっかり組んで、備えておきたいと思います。それまでに新しい望遠レンズも欲しいなぁとか思ったり。撮影のウデも磨かないと。ただでさえ暗い夜の撮影なので、今回手ブレが激しくて見るに耐えないものばかりだったので。撮影した中の何枚かはこちらで確認できます。
Flickr: Your stuff tagged with あばれ祭り
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hinjiman01011 - YouTube
http://www.youtube.com/user/shinjiman01011?feature=mhee







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