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06/04

リコーのTHETAを数日間お借りして、色々と撮影してみました。ただし、数日間という限定された中でどこかイベントに参加したという訳でもなく、日常の仕事を黙々とこなしていましたので、その中で使ってみたというだけですが(笑)。

RICOH THET
https://theta360.com/ja/

ちょうどお借りした日に職場の方が産休に入られるという事で、全員で記念に集合写真を撮ろうという話になり、「ちょうどTHETAがある」事を思い出したので、初撮影してみました。撮影は職場の一室で、蛍光灯の照明のみ、時間は夕方だったので外部からの太陽光等はほとんど無しの状態です。

Post from RICOH THETA. - Spherical Image - RICOH THETA


上は公式サイトである、https://theta360.com/ja/ から、THETAの専用ソフトウェアを公式ページからダウンロードしてPCにインストールして、そこからアップロードしたものです。

RICOH THETA
このソフトウェアを使うと、撮影した画像が加工されて、360度グリグリとマウスで動かして見れるようになっています。
この上の画像内で、何故モザイク処理が出来ているのか?と言う疑問には後で書きます。

自宅への帰宅途中にて。 - Spherical Image - RICOH THETA


通常は出来上がりを期待して、THETA片手にパシャパシャと撮って、自宅に帰ってからPCで見てみる…というのがベースとなる使い方なのかもしれません。スマートフォンはまだ誰しもが持っているものではないので。
しかし、公式サイトのアカウントは現在はFacebookアカウントでのログインしか出来ないので、アカウントを持っていない人は要注意ですね。THETA自体が使えないという訳ではありませんが、FacebookをPCのみで利用しているという人の方が稀有な存在だと思いますし、この辺りが矛盾しているような気がします。

RICOH THETA

サイトへログインすると、自分がソフトウェアからアップロードした画像がサムネイルで表示されています。各画像をクリックすると大画面で確認でき、「埋め込みコード」を表示させて私のブログのようにHTMLタグとして貼り付ける事も可能です。

RICOH THETA

ですが、スマートフォンとの連携も念頭に置いて作られています。スマートフォンとWi-Fi接続で連携し、THETA内部の画像をスマートフォン側にダウンロードしたり、SNSで共有できるようになっています。「撮ったその空間をその場で共有できる」のは便利ですね。スマートフォンとタブレットで試してみたのですが、操作と連携は圧倒的にスマートフォン、タブレットでは撮った画像をグリグリと動かしながら複数人で見る為には最適だと思いましたが、アプリはあくまでスマートフォン用のインターフェースなので、少し画面サイズが大きいと操作しにくい場面もありました。

RICOH THETA

RICOH THETA

また、THETAから転送した画像はAndroidの場合、通常のギャラリーには表示されません。この公式アプリから表示させると、360度視点の画像としてサイト上と同じように表示できるようになっています。

RICOH THETA

結果、THETAを使わないようになっても、アプリをインストールしておかないと、画像を他の人に見せてあげる事が難しくなってしまいますね。サイトへのアップロード以外にも実行形式でのファイル変換や、メールでの添付に対応してくれるとさらに広がると思いますが。
私の環境下だとGALAXY TAB 7.7 PlusとのWi-Fi連携は相性が悪かったのかもしれませんが、何度かここぞという時に認証成功してくれない時がありました。GALAXY S III αだと問題なく認証してくれたのですが。

インドアな私のせいでほとんどが屋内で撮影しています(笑)。カバンの中に持ち歩きながら、気になった時にさっと取り出してさっと撮影、さっとカバンに放り込むという事を何度か繰り返してみました。

自宅への帰宅途中にて。 - Spherical Image - RICOH THETA


電源ONからの撮影までのレスポンスは非常に良好です。液晶やその他デバイスが無い分、起動時の処理は少ないのかもしれません。胸ポケットからさっと取り出して空にかざして撮影する姿は、ますますハヤ○隊員です(笑)。
カメラとしての画質は、やはり360度という画角が画質に制約を作ってしまっていると感じてしまう部分がありますね。露光はスマートフォンからのリモート撮影時のみ変更して撮影できますが、本体のみの撮影の場合は出来ません。つまり上のようなスタンスで撮影する場合は、設定は完全に固定になります。
感度も完全にオートモードでの撮影のみになっています。結果、室内ではISO感度が低かったり、デジタル一眼レフのRAW画像を見慣れた人にとっては、ちょっと物足りない画質と言わざるを得ません。

飲み会でも雰囲気優先で良ければ使えるTHETA。 - Spherical Image - RICOH THETA


ですが、その場の雰囲気や空気感は、ダントツです。
このRICOH THETAですが、真っ先に思いつく使い方が、「広い場所を大きく捉えた撮影」だと思うのですが、ここは敢えてインドアの私らしく室内で使ってみました(笑)。私の書斎です。

RICOH THETA
こんな感じで三脚にセットして部屋の中央に設置し、Wi-Fi接続で、他の部屋に私は退避してシャッターを切りました。結果は下です。

よし…何も卑猥なモノは写っちゃいないな(笑)。私の秘密基地、360°で大公開(笑)。マンフロットの三脚に固定して、Androidタブレットから別部屋でリモート撮影。 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA


部屋内の紹介が一度で済むのは非常に便利ですね(笑)。紙面でこれを表現するという訳にはいきませんが。
他にも使ってみたのは、個人的なコレクション紹介に使えるのかもと思い撮影してみました。

メーカーさんに数日だけお借りしたTHETA、自分にはあまり使い道が無かった…。数日ではどこかに出かけるということも無かった…。 #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA


このジョジョの奇妙な冒険の超像可動フィギュアですが、下のような感じでTHETAの周りに配置しています。

RICOH THETA
RICOH THETA
RICOH THETA
配置後、先程の部屋撮影と一緒でリモートで撮影しました。

RICOH THETA
このフィギュアの撮影をしていた気付いたのは、やはり2つのレンズの画像が合わさる部分の画像処理です。同じフィギュアの画像ですが、下の画像を見てもらうとわかると思います。

露出光量…±0 時での撮影。 - Spherical Image - RICOH THETA


ちょうどフィギュアの腕の部分がレンズの画像の結合部分になっていて、結果画像が切れてしまっている事に気付くかと思います。上のような配置にしているとそれは発生しませんでした。
集合写真等を撮影する際に、少しだけ注意した方が良さそうですね。思わず心霊写真になってしまう可能性がありますし(笑)。

RICOH THETA
また、前述のモザイク処理に関しては、THETA本体内のデータが通常のJPEG画像になっているので、Photoshop等でモザイク等の処理を行った後、PCソフトウェア経由でアップロードしたものでした。これが可能なら、画像に注釈を付けてアップロードして共有する事で、色々使えそうです。こんな感じで共有したりできれば…。

画像一枚で連絡したい内容を一度に…の例。 - Spherical Image - RICOH THETA


まぁ、これはあくまで例なのですが(笑)。THETAで撮影してスマートフォンに転送、転送先のスマートフォンで画像を編集・注釈を追加、サイト経由で画像を共有…といった具合にスムーズに作業できれば、使い方の幅は拡がると思います。

後は、やはり感度が悪い分、周囲を明るくするためのLEDライトが欲しいと思いました。私のようなシステム系の仕事でも「サーバー室内の配線をTHETAで撮影しておく」事で配線の行く末が辿れたりすると思いますが、フラッシュがあればと思いました。
スマートフォン上で感度を変更できるのですが、プレビューできないので、それも気にはなった点ですね。せめてリモート接続しているスマートフォン上だけでもプレビュー表示できれば良いと思います。
上の私の書斎を撮影した時に感度を変更して撮影しておきました。まずは感度変更無し。

RICOH THETA
最大まで感度アップ。

RICOH THETA
最小まで感度ダウン。

RICOH THETA
設定値を見る限りでは、F値は2.1で固定されているものの、ISO感度が100~280と変化し、シャッタースピードも1/250~1/30まで変わっていることがわかります。

アウトドアだけでなく、インドアでも十分に使い道を模索できるカメラだと感じましたね。ユーザー側が創作意欲を掻き立てられるカメラだと思います。




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06/03

取引のあるリコー様からご厚意でTHETAをお借りできました。発売当初から気になっているデジモノでもあったのですが、意外に展示している店舗が少ない事や、店舗内で試してみても使うシチュエーションがわからなかったので、そのままになっていました。
今回、数日間だけでしたが自宅環境や職場環境で試す機会を得ましたのでここぞとばかりインドアの視点から使ってみました。

RICOH THET
https://theta360.com/ja/

RICOH THETA
全体的にマットな質感の白い本体が印象的です。

RICOH THETA
レンズは両面に搭載されています。お互いに180度以上の視野角をカバーして撮影され、画像が合成されるようになっています。この写真だけ見ると、どちらが表なのかわかりませんね(笑)。そもそも表・裏という概念があるのかわかりませんが。

RICOH THETA
RICOH THETA
RICOH THETA
側面から見てみると、かなり歪曲したレンズが本体からはみ出ているのがわかります。この部分の保護カバーがあれば良かったのですが。上から被せるキャップのようなものでも。
さすがに剥き出しというのはカメラユーザーとして落ち着きませんね(笑)。専用のポーチが付属していますが、完全に衝撃をゼロにしてくれるものでもありませんし。
本体上部には何かの穴(スピーカー?マイクにも見えます)があります。

RICOH THETA
側面には電源ボタンとWi-Fiのボタンがあります。Wi-Fiのボタンは一度押すとデバイス接続モードになるので(この時は赤色で点灯)、スマートフォンから接続先としてTHETAを検索可能になります。

RICOH THETA
充電・内部データの通信には、底面のmicroUSB端子から行います。端子のキャップはありますが、防水仕様ではありません。本体中心線に沿って三脚穴が用意されています。

RICOH THETA
手に持った感じはこんな感じです。ちょうど親指の部分にシャッターボタンが来るように設計されています。

RICOH THETA
使ってみて思うのはこのスティック形状が良くも悪くもカメラに見られない事から、「怪しまれない」でしょうか(笑)。このTHETAで撮影する場合、自分の胸元で撮影すると、自分の背後が写らなくなってしまいます(自分の体でその後ろを遮ってしまう)。
結果、初代ウルトラマンのベータカプセルのように天にかざしてシャッターを押すことになるのですが、この格好がやけに恥ずかしいです(笑)。
まさにいざという時に取り出すので、余計に(笑)。

後はこのマットな質感です。この質感、実は以前に購入したことのあるデジモノでも採用されていたものでした。
それは「ASUS Eee Pad Slider SL101」です。この記事でも書いたことがあるのですが、この素材は擦れると摩擦で変色するタイプの物のようで、お借りしたTHETA本体のエッジ部分も多少変色し始めていました。
メタルを使うと重くなってしまうかもしれませんが、素材と質感にはこだわってほしかったところですね。

また、撮影したデータを頭の中で妄想展開するパノラマ写真のように360°展開して見れるようにするには、シャッターが簡単な分、ちょっと敷居が高いように感じました。それは次回。




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